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目次
警備員といっても、仕事内容によって必要な資格や講習はさまざまです。
実は、警備の仕事には「警備業法」という法律があり、この法律に基づいて警備員の資格や検定が定められています。
資格を持つことで、できる仕事の範囲が広がり、責任あるポジションや手当にもつながります。
未経験からでも段階的にステップアップできるのが警備業の特徴です。
最も基本的な資格が「検定合格警備員」です。
これは実際に現場で働く警備員が持つ資格で、業務の種類によって分かれています。
施設警備業務検定:オフィスビル・商業施設・工場などの警備
交通誘導警備業務検定:道路工事や建設現場などでの誘導業務
雑踏警備業務検定:イベントやお祭りなど、多くの人が集まる場所での安全確保
貴重品運搬警備業務検定:現金輸送や重要物の運搬に関わる業務
核燃料物質等運搬警備業務検定:特に安全性が求められる特殊な業務
検定には「1級」と「2級」があり、2級は現場での実務を行う人向け、1級は現場の責任者・教育担当向けです。
未経験の方は、まず2級を目指すケースが一般的です。
次にステップアップして目指せるのが「警備員指導教育責任者」です。
これは、現場で働く警備員を教育・指導する立場の資格で、警備会社にとって欠かせない存在です。
1号〜4号までの区分があり、それぞれの業務分野(施設・交通誘導・貴重品運搬・身辺警護)に対応しています。
一定の実務経験を積んだ後に、都道府県公安委員会の認定講習を受けて取得します。
「機械警備」とは、センサーやカメラなどの機器を使って建物を遠隔で監視する仕事のこと。
その管理を担当するのが「機械警備業務管理者」です。
この資格を持つ人は、警備システム全体を統括する責任者として位置づけられます。
一定の経験が必要な中級〜上級レベルの資格です。
未経験の方がまず目指すべきステップ
警備業界では、未経験からスタートしても大丈夫。
最初に受けるのは「新任教育」と呼ばれる20時間以上の社内研修です。
法律や現場でのマナー、安全確保の基本などを学び、その後に現場デビューします。
その上で、現場経験を積みながら検定や資格を取得していく流れが一般的です。
多くの会社では、資格取得にかかる費用をサポートする制度もあります。
阪神システムでは、未経験から資格を取得して活躍しているスタッフが多数在籍しています。
入社時の研修や現場でのサポートはもちろん、検定や講習の受講費用を会社が負担する制度もあります。
資格を取得するたびに仕事の幅が広がり、自信を持って現場に立てる環境です。
まとめ
警備員の資格は、決して特別な人だけが取れるものではありません。
一つひとつステップを踏めば、誰でも専門職としてスキルアップできる仕事です。
阪神システムでは、未経験の方でも安心して始められる教育体制と資格支援制度を整えています。
「手に職をつけて長く働きたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。